選択できる自分を作ろう

夏期講習2019で得るものは何か

こんにちは、ネスコム中野教室の山崎です。今回の記事は夏期講習2019についてです。

夏期講習2019についての詳細はこちらのページをご覧ください。

今年も暑い夏がやってきます。そしてネスコムには熱い生徒さんたちが教室に集まります

夏休み明けのテストが年間で最も・・・

ご兄姉さんがいらっしゃるご家庭では既知のことかもしれませんが、中学3年生の夏休み明け総合テストは、年間約9回(学校により異なります)のテストの中で一番点数が取りづらいとされています。

その理由は定まりませんが、あえて挙げると、

1- 総合テストの範囲が広いため(夏休み中の課題が多く、テスト対策として何をすればいいかわからなくなる生徒が多い)

2-テストの内容が、1学期が中3範囲約50点だったのに対し、総合テストでは1・2年範囲が60点近くになり、中3範囲が減ってしまうから

3-夏休みという長期期間中に計画を立てて学習することが出来ず、課題を休みの前半に終わらせたり、終盤に終わらせたことによる深度の深い学習が出来ていなかったから

以上が考えられる理由ではないでしょうか。

二学期を迎える「心の準備」をしてみては?

丸一日からだを動かせば、へとへとになってグッスリ寝ることができます。
しかし、日曜日の朝10頃まで寝ていて、お昼近くに起き出してくると、日曜日の夜はなかなか寝られません。

からだは正直です。疲れていると体を休めようとします、元気であれば動きも機敏になります。

勉強も同様だと考えます。一学期の学習がスムーズだった生徒さんは二学期の学習が待ち遠しい気持ちでいることでしょう。
その逆に、中間テストや期末テストで思ったように点数が取れなかったり、伸びなかったりした生徒さんにとっては、二学期を迎える心の準備ができないでいることでしょう。

「心の準備」とは、学習内容に自信を持つと言ってもいいかもしれません。

復習「8」:予習「2」

学習したことに自信を持つには、やはりそれなりの正答率が必要になってきます。つまり、演習量が必要です。

問題のレベルも少しずつ上げていき、標準問題をクリアしたら応用問題に挑戦してみることで自信の中身も濃くなっていくことでしょう。夏休み期間中、こういった”自信”を各教科、さらに言えば各単元においてつけて欲しいと思います。

理科や社会は、単元ごとの出題がメインとなり、入試に近づくにつれ単元ごとの融合問題が出題されるようになります。しかし、単元の理解なくして、融合問題の読解は不可能です。まずは、単元ごとに自信が持てるような学習をしましょう。

当HP内の記事(『夏休み中の過ごし方』)にもあるように学習内容としては、復習が「8」、予習が「2」が理想です。

これほどまでに長期の休みが取れるのは夏休みだけです。よって、計画を立てて学習を進めることができれば、約1か月間で自分の弱点を各教科・各単元克服することが期待できます。

また、弱点単元を残した状態で「予習」に入るのは効率的ではありません。しっかしとした基礎学習があり、その土台を使った構成となっている現在の教科書において、不安定要因を抱えたままの予習は近道のつもりで入ったトンネルが、結局は遠回りになる可能性を持っています。

自らの弱点を見つけ出す最適な方法は?

「あなたの理科の弱点単元は何ですか?」このような質問に各教科答えることができますか?

日頃から、自分の弱点をつぶすために単元の復習をメインに学習が出来ている生徒さんは、即答できるのかもしれませんが、多くの生徒さんは閉口してしまうことでしょう。

しかし、安心してください。そのような生徒さんでも、すぐに自分の弱点単元をピックアップする方法があります。

出来るだけ多くの過去問を集めてください。過去問を見ると(理科や社会は顕著にわかります)弱点単元がスーッとわかります。
理科であれば水溶液や地震が弱い、社会であれば世界地理の中でも南アメリカとアフリカなどです。

もしかしたら今は既に克服していて、弱点ではないのかもしれませんが、それを確認する意味でも弱点対策単元としてリストアップしていくことをお勧めします。

熱くなればなるほど長く涼しさを味わえる?

サウナから出てくると、通常の気温であっても涼しさを感じられるように、夏休み期間中に自分の弱点を徹底的に対策し、基本問題から標準問題のレベルまで、標準レベルから応用レベルの問題までクリアできるようになれば、二学期の学習は”楽しんで学べる”時間になります。

なぜなら基礎がしっかりしていると教科書の言葉や解き方・考え方が抵抗なく頭に入ってくるからです。

理科であれば1年生の物質の見分け方・水溶液の見分け方・気体の性質などの知識があれば、2年生の化学反応や3年生のイオンの学習がそうなるのです。

また、最終的には総合問題や融合問題に対応していくために各学年の単元の理解は必要不可欠となります。弱点を得意にした生徒さんは涼しい顔をしながら、そのような問題に立ち向かっていくことになるでしょう。

夏期講習2019で基礎力を強化しよう

弱点克服の積み重ねこそ、基礎力強化につながります。

また、基礎力強化だけが夏季休業に求められる「力」ではありません。基礎力を使い標準問題や応用問題を解く力を養いたいです。

【夏期講習2019について】を一読いただければ幸いです。