NESCOM中野教室のパンフレット(教室案内)
個別指導のメリットとは?
学習塾は大別して、一斉授業と個別指導に分類されます。
一斉授業とは、いわゆる学校型の授業スタイルで、講師1人(~2人)に対し、生徒数が10人(~数十人)のような、1講師:複数生徒の形になります。
一方、個別指導は教室内に生徒は複数人いても、指導する時間は講師1人:生徒1人になります。(学習塾によっては、講師1人;生徒2人の場合もあります。)
※ 個人指導は家庭教師型になりますが、「塾」という教室へ通うスタイルとは異なるので、大別の中には含みませんでした。(現在では、家庭教師型であっても、教室へ通う方式をとっている場合も多くなっています。)
では、個別指導型のメリットは何でしょう。
それは、個々の弱みを発見し、個々に合った克服を目指せる点です。
個々の弱みとは、生徒個人が抱える弱点であったり、クセだったりです。
例えば、A君とB君が同じ100点満点のテストで60点を取ったとします。減点は40点です。
二人の間違えた問題が一緒ということはほとんどありません。
A君にとっての弱点、B君にとっての弱点は、それまでの学習方法や理解度によって偏(かたよ)りがあるためです。
個々の弱みを知っている講師陣が生徒にできること
個別指導は、そのような個々の弱みを講師陣が把握できます。
個々の弱みを把握できるということは、弱みを克服するための勉強方法を指導することがきるのです。
分数や小数の計算でいつも同じところで間違えてしまうA君に対して、「通分の時は与えられた式に公倍数を書き込むのではなく、新しく途中式を書き出して、分母と分子に同じ数をかけてみよう。」とアドバイスすることができます。
また、B君に対して、「小数のわり算(筆算)では、ちょっと雑な計算になっているので、位(くらい)をしっかりそろえて筆算するようにしよう。」とアドバイスすることができます。
A君とB君の弱みは別々ですが、一斉授業ではこれらのアドバイスは1つの授業の中で行われることはあっても、個別に指導されることは無いので、生徒自身が自らの弱みと気付いていなければ講師のアドバイスも本人にとっては注意点にならないのです。
さらに、個別指導であれば、個々の弱みを知ることで生徒さんに合った解法を選択することができます。
A君は分数計算が苦手なのでa解法を使った説明を、B君は分数計算が得意なのでb解法を使った説明を、というように講師陣も個々の生徒さんに合わせて解法を選び、理解を深めるように努めることができます。
なぜ個別指導なの?
ネスコム中野教室がなぜ個別指導型の選択をしているか。
それは、上記したように、生徒さんごとに勉強の”質”が違うのに、一斉授業でレベルアップは図れないと考えるからです。学校の授業は大切です。
小学校で必死になって覚えた九九(くく)であっても、すぐに答えられる人もいれば、そうでない人もいます。答えらえる人・答えられない人、そのどちらであっても良いんです。大切なのは、九九は数学の勉強において必要だという認識を持てるということ。答えられない人が答えられる側に立てると、数学というのはとても楽しい科目であることに気付けるということ。
「学ぶことは楽しい」と思えるようにしたい、それが当教室の信念であり、個別指導にこだわる理由でもあります。
個別指導だから選択肢が多い
一斉授業型の場合は学校をイメージしていただくと理解しやすいと思いますが、全生徒が同じコトをします。
- 授業の開始時間に着席する
- 先生の授業を50分(~90分)と決められた範囲の中で聞く
- 他の生徒と同じ問題集を使って理解を深める
- 理解度は異なっても宿題は全員同じになる
- 理解度は異なるのに同じテストを受けて評価される
- 授業中に”質問するための時間”があったり無かったり など
一斉授業型を否定しているわけではありません。
学校の授業だけで成績を残していく生徒さんも確かにいます。学習塾に通わなくても、家庭教師がいなくても”頭のいい人”はいます。そのような生徒さんがなぜいるのか、それは別のページでご紹介します。(ネスコム中野教室は、そのような生徒さんの”意識”を伝える教室でもあります。)
学校の授業以上にレベルアップを図るため、一斉授業型の学習塾を選択する生徒さんもいます。
学校の授業のスタイルが自分には合っていると感じるのであれば、一斉型の学習塾はおすすめです!
個別指導型は”選択”の学習塾です。学校の授業のように”みんなで一緒に”とは異なります。
個々の生徒さんが”何をしたいのか”を優先して選択することができます。
- 部活や委員会などで時間調整が難しい場合でも、好きな時間に来室できる
- 学習単元ごとに内容ボリュームは異なるので勉強時間は画一的ではない
- 個々のレベルに応じた問題集を使うことができる(学習塾側から問題集の提案をしたり、生徒さんが購入してきたものを使ったりできる)
- 個々の理解度に合わせて問題(宿題)を作成するので弱みを克服する最短学習につながる
- 単元ごとの理解が深まれば自然と総合力はアップ!”テスト”は学校や模試だけで塾内で定期テストはない
- 質問や疑問に思ったことはその場で手を挙げて(または声を掛けて)質問ができるから解決までの時間が短い など
教科書の言葉は誰もが分かりやすいように、またそれまでの学習内容を理解していることを前提に書かれています。よって、それまでの学習に弱点があったり未学習であったりすると、教科書の内容が頭に入ってきません。個々の理解度に関係なく、一斉授業は進んでいきます。一旦停止や再授業がないのです。
それに対して個別指導は同じ単元を再挑戦することもできますし、一歩でも二歩でも先の学習を先行して予習することも可能です。つまり、”個々の理解度に合わせた学習”が可能になります。
悩むくらいなら体験学習で経験した方が良い
一斉授業型と個別指導型、自分にとってどちらの方が向いているのか悩んでいませんか?
保護者の方も、お子さんがどちらの学習塾を選択すればいいのか迷われていませんか?
ほとんどの学習塾では「体験学習」や「授業見学」ができます。
勉強は続けていくものなので安易な動機による塾の決定は危険です。時間は取り返せません。体験学習を通じて、生徒さん自身が”この学習塾で勉強したい!”と思えるところを探しましょう。
ネスコム中野教室は随時体験学習受付中
ネスコム中野教室は小学生4年生さん~中学3年生さんまでを対象に体験学習を随時受け付けております。個別指導型の学習塾を検討されている生徒さんは当教室の体験学習にお申込みください。