振り返ってみて後悔したこと
ネスコム中野教室へ3年間通塾してくださった卒業生のAさんが、先日あいさつに来てくれました。
高校2年生になり、勉強に身を入れて頑張っていると報告を受けました。
そんな話の中で”勉強”について内容が進むと、「後悔したこと」があったと話し始めました。
今となってみれば2教科学習を当たり前にしておけば
「後悔していることがあるんです。」とAさんが語り始めました。
以下、Aさんが語った内容を記憶している範囲で書き留めてみました。
高校進学してから、勉強方法を見直す時にいつもネスコムの学習方法を思い出すようにしているんです。
最初は、学習方法を思い出しては「そーだった。」とか「順番が違ってるじゃん。」とか、自分にツッコミを入れながら修正をしていったんですけど、高校1年生の2学期は自分でも恥と思うくらい、遊んじゃって成績がグンッと下がっちゃったんですよ。
だから、3学期からは、スマホの時間も削って、遊ぶ時間もなるべく少なくして、とにかく勉強に集中できる時間を確保するようにしたんです。親には、『スマホの料金が5,000円超えたら、契約を切っていいから』と約束して、今もまだ継続しています。
そんなこんなで学習方法を見直しているうちに、中学校時代に書いていた「黄色い紙※」が出てきたんですよ!(※当教室で学習の最後に学習内容を自分の言葉でまとめる用紙「学習記録用紙」のこと)
それが3年分しっかり残っていて、それを見たときに「2教科やっておけばな~」なんて思っちゃったんです。
先生は時間と集中が続けば2教科学習を勧めてくださったんですけど、あの時、学校のこととか委員会のこととか習い事で手いっぱいで、正直に言うと、勉強って2番目・3番目の優先順位だったんですよね。
だから1教科で終えてしまう日もあって、・・・あぁ後悔です。
あの時、2教科学習を続けていれば、もう少し高校に入りやすくなっていたのかなぁなんて思うんですよ。
黄色の紙を見返すと、先生が繰り返し伝えてくれていたんだと思うと、またまたそこで後悔してしまうんですよ。
今 思えば、なんで時間があったのに2教科学習をしなかったんだろうって、とっても後悔しています。
後悔を生かしたいから今頑張っています
Aさんは高校へ進学し、その先では4年制大学へ進学する進路を希望しています。
高校2年生になった今、Aさんに夢ができたそうです。その夢の実現に向けて今すべきことを考えると、やはり勉強が最優先だということに気付いたそうです。
高校1年生の3学期から、その目標に向かって全力前進中。そして、環境も少しずつではなく大きく変化させたことで、自分の思い描いた生活パターンになっているとのこと。
「後悔したくないから、今できることをしっかりやろうと思って。」
Aさんが最後に伝えてくれた言葉が印象的でした。
自立型学習を目指す理由
Aさんは今後もネスコムの学習方法を使った勉強を続けていくことでしょう。
ネスコム中野教室の看板には「自立型学習」という文字が書いてあります。
自立型とは、『自らが学習の計画を立てて実行する』を意味しています。
目標の無い学習や、計画の無い学習は一瞬の効果は生みますが、長期的な効果はありません。
1か月後、半年後、1年後、自分はどうなっていたいのかを考えたとき、今の自分に足りない力は何なのか、克服すべき単元はどこなのかを、自らが考え、時間計画を立てられる力をつけることが、この教室の至上命題でもあります。
卒業した生徒さんたち全員が自立型学習を継続しているかはわかりませんが、少なくとも今回ネスコム中野教室へ来室したAさんは、自立型学習を意識した学習方法を取り入れていることは事実です。
このように、小中学生のうちに、自立型学習を取り入れた学習を継続していけば、高校や大学へ進学しても勉強法で悩む必要がなくなります。
勉強方法で悩んでいる小中学生さんは、当教室の体験学習を通じ、学習の仕方を学んでいただけたら幸いです。