10月 これから「受験勉強」の計画を立てる

こんにちは、ネスコム中野教室の山崎です。学校祭が終わり、委員会活動も一段落し、部活動もすべて終わった中3生がほとんどだと思います。10月から、予定がガラ空きではないでしょうか。

これから”受験”に向けてどうやって学習計画を立てていけばいいのかについて記事を書いてみます。

まず、受験本番までの大まかな勉強計画を立てましょう。今の自分の学習状況に合わせて、どの時期までに何を行うのか明確にしておきましょう。以下のケースを参考に無理のない計画を立てたいです。

CASE A:順調に進んでいる人は…

1年生~3年生1学期の範囲までの復習を、夏休み中に終わらせることができた人もいると思います。そのように勉強が順調に進んでいる人は、これからは志望校の「過去数年間の入試問題」を実際にやってみましょう(公立高校であればネスコムにすべて揃えてあります。)。

そして、間違えた問題、理解できなかった問題を教科書や参考書に戻って、集中的に勉強していきましょう。

さらに、類似問題を問題集などからピックアップし、どんどん解いて実践力をつけていきましょう。

●注意点 ===================

自分に合った問題を

県立第1志望の人は県立の過去問題集、私立大1志望の人はその私立高校の過去問集を解いていきましょう。

無理にレベルの高い問題に手をつけることはありません。

時間配分も考えて

過去問は時間をきちんと計ってやるようにしましょう。県立であれば1教科50分です。

50分が実際にどの程度の時間なのか、体で感覚をつかんでおくことも大切です。

CASE B:やや遅れている人は…

あまり勉強がはかどらず、これまでの復習がほとんどできていない人もいると思います。

そんな人は、あせらず1~2年生の学習範囲の復習に全力を注いでください。

受験勉強は、基礎力養成こそがまず第一です。実践力をつけるには基礎がシッカリしていなければなりません。

何から手をつけたらいいのかわからない人は、これまでの「模試」や学校のテスト問題を見直して、間違えた問題の分野から復習していきましょう。

●注意点 ===================

解説の詳しい問題集を

テスト問題の見直しができたら、問題集で類似問題に挑戦してみましょう。問題集は、なるべく解説の詳しいものを選ぶようにしましょう。

CASE C:不得意教科のある人は…

1点を争う入試では、不得意教科があるのは大変なマイナスになります。

高校の入試問題では、何度の高い出題は全体の1~2割程度です。残りは、基本をしっかり理解していれば十分に得点できるものです。

つまり、不得意教科でも基礎力をもう少しアップしておけば、得点できる可能性は十分にあるのです。

不得意教科は、冬休みまでに克服できるように計画しておきましょう。

多くの先輩たちは、受験勉強の追い込み時期に、不得意教科や苦手教科が重荷になったと言っています。

もう一度、1年生の範囲から始めるなど、とにかく基本をシッカリおさえておくことが肝心なのです。

地道な勉強の積み重ねが、結局は近道となるのです。

●注意点 ===================

焦らず着実に

誰でも不得意分野はあります。焦らず、1つひとつ克服していきましょう。

まだ時間はあります。気ばかり焦って、いろいろな問題に手を出すよりも基礎をしっかり理解することが力になっていくのです