進学された中学1年生へ

こんにちは、ネスコム中野教室の山崎です。
今回は中学校へ進学される生徒さんへ向けた記事となっています。

「勉強」を⽣活の中⼼におく

中学では勉強が難しくなる反⾯、部活動や学校の⾏事が楽しくて、ついそちらに熱中したくなるかもしれません。

⼀⽣懸命に打ち込むことは⼤切ですが、中 学⽣がまず取り組むことは「勉強」です。「勉強」を学校⽣活の中⼼におくことを⼼がけましょう。

そのうえで、何にどう取り組むかを⾃分で決める。それが 中学⽣活の基本です。

授業の内容は授業中に理解する

勉強、部活動、学校⾏事と中学⽣活はとても忙しいものです。

限られた時間を有 効に使うためには、授業の内容は授業中に理解することが⼀番。復習する必要が なくなれば、その時間を部活動など他の活動にあてることができるからです。

とはいえわからない授業に集中するのはつらいもの。家や塾などで予習ができていれば、内容がスムーズに頭に⼊り、その時・その場での理解につながりや すいでしょう。

⾃分のことは⾃分で管理しよう

「⾃分のことは⾃分で管理する」が中学⽣活の原則。たとえば、授業の時間割 や提出物を把握しておくこと、配布された学習資料をきちんと保管しておくこ と、定期テストの⽇程や出題範囲をしっかり覚えておくことなどです。

予定や指⽰が与えられたら、そのために何をするべきか、⾃分で考えて⾏動します。

定期テストは中 1 からしっかりと対策を

中学校では、中間・期末と年に 45 回の定期テストがあります。

毎回 2 週間ぐらいの勉強でテストの準備ができる、ちょうどよいスケジュールになっています。

テストがあるとそれに向けて集中して勉強しますよね。その積み重ねが、中学 3 年間を通しての学⼒向上に役⽴つのです。

 定期テストの得点は、中学校の成績評価の⼤部分を占めます。そしてその成績 は「内申点」となり、⾼校⼊試の合否判定の資料である「調査書」にのります。

中学 3 年間の内申点で判定する学校もありますから、中 1 1 学期の中間テストからしっかり取り組みましょう。
※学習や学校⽣活の様⼦を中学校の先⽣が記⼊し、⼊試前に⾼校へ提出するもの。

「内申書」と呼ばれることも。 この中で、おもに各教科の成績を点数化したものが「内申点」です。定期テストを⽬標にして短いスケジュールで勉強を積み重ねると、無理のない学習スタイルが⾝につきます。

⾃分なりの勉強のやり⽅を⾝につけることは、 ⾼校⼊試だけでなく、⼤学受験や資格試験などにも⽣きてくるでしょう。

保護者の方へ

中学は⾃⽴と⼿助けの季節

中学に入ると環境の変化に戸惑い、お子さまがぼーっとしたり、イライラしたりということがあるかもしれません。

また交友関係や活動範囲が広がれば、家族より外とのつながりを重視するようにもなるでしょう。保護者の皆さんは寂しさを感じることがあるかもしれません が、これは成長=自立の第一歩。

干渉しすぎず、温かく見守り、自己管理が上手にできるよ うになるよう助言をしてあげてください。

⾼校⼊試は中 1 からスタート

定期テストの結果で算出される内申点は、高校入試の合否判定に大きく影響します。

特に推薦入試が増えている昨今では、内申点が評価の大きな割合を占めることも。

そういう意味で は、中 1 の 1 学期の中間テストから高校入試は始まっているといえるでしょう。

まずは日々の学習習慣を定着させ、一つひとつの定期テストにしっかり対策していくことが重要です。