夏休み期間中に自分で計画を立てて、計画通りに学習を進めることができましたか？
多くの生徒さんが”思い通りにいかなかった”のではないでしょうか。
家族という集団の中で、共に行動しなければいけない時間が突如として起こったり、思いもよらない体調不良により計画とはかけ離れた生活パターンになってしまったりと様々だったのではないでしょうか。
計画通りに事を進めるということは、中学生や高校生だけではなく、大人にとっても難題であることが多いのです。
勉強以外にも、夏休み中に思い出が作れたでしょうか。
切り替えの”ポイント”を大切にしたい
さて、夏休みが明けて、総合テスト。総合テストが終わると学校の中では”学校祭”に向けて、いろいろと忙しくなります。
特に学校祭関係の委員会活動をしていたり、学校祭に向けて発表を控える部活動をしていたりする生徒さんたちは、落ち着かない日々を過ごすことになります。
例年のことですが、学校祭が終わるまで、生徒さんたち、主に中学3年生さんたちは大変な日々を送ることになるのです。
用事があるからといって、学習面を疎かにしても良いとは言えません。やはり、計画を立てて、時間の無い中でも限られた学習時間を有効に使えるかが正念場となります。
これまでに学校の生徒会長をしていた生徒さんや、学校祭を主導する委員会の委員長をしていた生徒さんを何人も見てきました。
この生徒さんたちは、やはりとても忙しい人たちでした。しかし、学習の面では”今日やるべきこと”を見つけて、短時間の中で成長していきました。
彼ら、彼女らの頭の中では、スイッチの切り替えがハッキリしていたと思います。
学校にいる間は学校のことを、学校から出たら勉強モードに気持ちを切り替えることができていたと思うのです。
先輩に倣って（ならって）、これから学校祭を迎える生徒さんたちは、時間の使い方を再度検討し、計画を立ててみませんか？
無理な計画は数日しか続きません。短時間(人によって異なるので数値化しません）の中で何をしなければいけないかを事前に考えておく・計画しておくことで、「今日は何をしよう」と考える時間さえ削減することができるのです。
時間じゃない！内容が大切。何を得たか言えれば1分学習でもOK
カレンダーを見ながら、残り日数を確認しておくことも必要です。
学校祭の直後に総合テストや中間テストが待ち構えていることが多いです。
テストで点数を取るためには、コツコツ積み重ねていくしかありません。総合テストは一夜漬けでどうにかなるものではありません。有限時間の中で、少しずつ前進している人たちが点数を上げていきます。
時間が少なくても、何か１つでも多く、昨日よりも覚えるもの、できることが増えればOKです。
