入試に立ち向かう中学3年生さんへ

こんにちは。ネスコム中野教室の山崎です。

本日 2020年(令和2年)3月10日は、長野県公立高校後期選抜が行われる日です。
「合格して目標とする高校へ!」「夢に近づくための高校へ!」と意気込んで受験している生徒さんたちが、今日という日を迎えることになります。

コツコツ積み重ねること以外方法はない

毎年のことながら、受験をする生徒さんたちは知識や解法を身につけるために日々努力を積み重ねてきました。

理科や社会は用語を、英語や国語は英単語や漢字を中心に”基礎力”という力をコツコツと積み重ねてきました。

ほぼ ひと月に一度行われたテスト(定期試験・総合試験・模擬試験)結果から、目指すべき高校を定め、必要な偏差値や点数に追いつくよう学習を進めてきました。

一朝一夕で成果の出る学習法はありません。だからといって、間違った学習法で長期間学習しても効果は半減します。
自分にとって足りないものは、弱点単元は何かを理解し、そこにフォーカスした学習ができているか、そこが成績をアップさせる学習法です。

追い込みができる生徒が伸びる生徒

コツコツ積み重ねる学習をしてきた生徒さんは、入試直前になって”逃げ出す”ことをしません。
むしろ、ドンッと構えて入試日を待つことができます。

高校合格に向けてコツコツ積み重ねてきた学習は、いつの間にか自分自身を信じることが出来る力も成長していきます。
テスト直前だけテスト勉強をしてきた生徒さんたちは、入試と言う結果が見えない大きな壁を前に、何をしたら良いのか、どんな行動をしたら良いのかが見えていません。その状態で1月・2月のテストを受けると、不安が先行しテストの点数も伸び悩むことになり、最終的に第1志望校の受験を諦める生徒さんもいることでしょう。

安定した学習は大きな壁を前にしても動じない心を育てます。また、その学習のゴールは自分自身が何をすべきかを理解している状態を作り出します。繰り返し演習する中で、100点が取れないページ・単元、制限時間内に終われないページなどが自然と頭に残っているはずです。入試と言うゴールを目の前に、何をすべきか、何を克服すべきか、コツコツ積み重ねてきた生徒さんは、追い込み時にすべき行動が自然と理解できています。

とにかく全力でぶつかれ!

最終的に高校入試で必要なことは、全力をぶつけることです。体調が悪くても、解けるはずの問題が解けないことがあっても、1つのことにこだわらず、解ける問題を全力で得点するように立ち向かうことです。

そのためには、ポジティブに考え自分は合格する!という明確な意識を持つことも必要です。
今日という本番を迎えたネスコム中野教室の中学3年生さんたちは、各教科テストが終わる度に、「やりきった~!」と思っていることでしょう。全力で駆け抜けると、不思議と清々しい気持ちにもなるものです。

最後の1秒まで、考える。

高校に入る理由を再考してみよう

高校入試が終わると、気持ち的にも体力的にも”気が抜けた”状態になります。

そんな中で突然 学習することをやめてしまうと、脳や体はそれに対応したものに変化していきます。

受験前は1時間~2時間が当たり前だった学習時間も、4日間・5日間とまったく学習しない日が続くと、たった1時間の学習が長く感じ、体力的にも疲労を感じるようになります。

しかし、だからといって1日前まで目標にしていたことをようやく終えた彼らにとって、次の目標を考えさせるのは酷な話です。
彼らに必要なのは、なぜ高校へ行くかということです。

高校入試を受ける理由は何だったのかもう一度考え直してみてはどうでしょう。高校合格はこれからの自分の未来へのステップにすぎず、その歩幅を大きくも小さくも調整できるのが”学習”なんだということに気づければ、少しでも学習の習慣を途切れさせるのは危険だということを理解できるのではないでしょうか。

高校入試の振り返り

早速、高校入試が行われた日にNBSで「高校入試ガイド」が放送されます。

各教科のポイントとなる問いや、難問に焦点をあてた解説があります。

持ち帰った入試問題を開き、答え合わせをしてみたり解法の確認をしたりすると良いでしょう。