長野県公立高校の志願者予定数調査(第1回)発表10/23

令和9年度 長野県高校入試
第1回志願予定者数調査の結果
今の数字をどう読み取る? 北信地区の高校の状況と、受験生が今大切にしたいこと。
長野県教育委員会から、令和9年度(2027年度)高等学校入学志願者の第1回予定数調査の結果が発表されました。
今回の調査は、2026年10月7日時点での中学3年生の志望状況をまとめたものです。これから高校受験を迎える中学3年生や、その保護者の皆様にとって、気になる情報の一つではないでしょうか。
今回は、長野県全体の状況と、NESCOM中野教室のある北信地区の高校を中心に、調査結果を整理していきます。
今回の結果は、あくまで現時点での参考資料です。第1回調査の数字だけを見て、志望校の合格の可能性や最終的な倍率を判断しないようにしましょう。
01|長野県全体の志願予定者数
まずは、県内の公立全日制高校について、前期選抜・後期選抜の志願予定者数を見てみましょう。
| 区分 | 令和9年度 | 令和8年度 | 前年度との差 |
|---|---|---|---|
| 前期選抜 | 4,768人 | 5,008人 | −240人 |
| 後期選抜 | 12,172人 | 12,815人 | −643人 |
※長野県教育委員会の第1回調査資料に基づきます。いずれも各年度の調査時点での志願予定者数です。
今回の数字を見ると、前期選抜・後期選抜ともに、前年度の同時期より志願予定者数が少なくなっています。
ただし、この数字は現時点での志望状況を示したものであり、最終的な出願者数や倍率を示すものではありません。今後の進路相談や私立高校の入試結果などによって、志望先が変わる可能性があります。
02|北信地区の高校の志願予定者数
続いて、NESCOM中野教室の生徒や保護者の皆様にも関わりの深い、北信地区の公立高校を見てみましょう。
以下は、主な高校・学科の志願予定者数を抜粋したものです。
| 高校名 | 学科 | 前期 志願予定数 |
後期 志願予定数 |
|---|---|---|---|
| 飯山高校 | 普通科 | 65人 | 87人 |
| 中野立志館高校 | 総合学科 | 54人 | 83人 |
| 中野西高校 | 普通科 | 104人 | 126人 |
| 須坂東高校 | 普通科 | 27人 | 39人 |
| 須坂高校 | 普通科 | — | 198人 |
| 須坂創成高校 | 食料生産科 | 98人 | 125人 |
| 須坂創成高校 | 創造工学科 | 28人 | 30人 |
| 須坂創成高校 | 商業科 | 83人 | 90人 |
| 北部高校 | 普通科 | 16人 | 24人 |
| 長野吉田高校 | 普通科 | — | 360人 |
| 長野高校 | 普通科 | — | 369人 |
| 長野西高校 | 普通科 | — | 230人 |
| 長野東高校 | 普通科 | 92人 | 140人 |
| 市立長野高校 | 総合学科 | 141人 | 224人 |
※長野県教育委員会の第1回調査資料から抜粋。前期選抜の「—」は、前期選抜の募集人員が設定されていない区分です。表中の数字は志願予定者数であり、合格者数や確定した倍率ではありません。
北信地区でも、高校や学科によって志願予定者数に違いが見られます。
現時点で、後期選抜の志願予定者数が募集人員を上回っている学科もあれば、下回っている学科もあります。
志願予定者数が募集人員を上回っているからといって、最終的な倍率も同じになるとは限りません。また、令和9年度の前期選抜の募集人員は、正式な募集定員が決まる前の仮の数値です。
03|第1回調査の結果をどう受け止める?
今回の調査結果を見て、志望校の人数や倍率が気になった生徒もいると思います。
しかし、第1回調査の結果は、あくまで現時点での志望状況を把握するための参考資料です。その理由を整理しておきましょう。
1私立高校などを志望する生徒も含まれる
今回の調査では、前期選抜は公立高校を対象としています。一方、後期選抜の志願予定先には、私立高校や高等専門学校、県外の高校、志望先が未定の生徒なども含まれています。
そのため、公立高校の志願予定者数が、そのまま最終的な出願者数になるわけではありません。
2推薦入試などで志望状況が変化する
10月から12月にかけて実施される推薦入試などを通じて、進学先が決まる生徒もいます。
また、私立高校の受験結果や中学校での進路相談などを踏まえ、志望校を変更する生徒も出てきます。
こうした動きによって、各高校の志願予定者数は今後変化していきます。
3第2回・第3回の調査で状況が整理される
今後の調査が進むにつれて、志望状況がより具体的になっていきます。
今回の第1回調査の数字だけで、受験の難易度や合格の可能性を判断するのは適切ではありません。
例年も、調査段階から実際の出願までに志望状況は変化します。最終的には、例年と大きく変わらない傾向に落ち着くことも多いため、現時点の数字だけに振り回されないことが大切です。
04|正式な調査結果はこちら
今回紹介した数値は、長野県教育委員会が公表した公式資料に基づいています。
05|今、大切にしてほしいこと
高校受験が近づいてくると、志望校の倍率や周囲の友達の進路が気になり、落ち着かなくなることもあるでしょう。
情報を集め、自分の志望校の状況を知っておくことは大切です。
ただし、今の段階で必要以上に心配したり、反対に安心しすぎたりする必要はありません。
受験で大切なのは、現時点の志願予定者数だけで一喜一憂することではなく、入試本番に向けて、自分に必要な学習を一つずつ積み重ねていくことです。
今できることを着実に。
受験生の皆さんには、周囲の情報に惑わされすぎず、自分の目標に向かって学習を続けてほしいと思います。
