中学数学の勉強法について
中学の数学が苦手な人の多くは、文章題が苦手なのではないでしょうか?正の数・負の数はできても、方程式が上手に解けなかったり、3年生では、1学期に習う式の展開や因数分解ができるのに、2次方程式の文章題になると・・・。なぜ数学が苦手になり点数が落ちるのか、それは普段の考え方が成績に結びついているといっても過言ではありません。逆に、考え方を変えれば数学が得意になる可能性だってあるんです。人間は言葉や行動を選んでいます。それらの習慣を変えることで脳(考え方)だって変化させることができるのです。下記ではその詳しい内容を書きますので、興味のある方はご覧下さい。 |
数学の文章題が苦手な生徒さんは多いはずです。では、なぜ苦手なのか考えたことがありますか?その多くが「言っている内容が理解できない」という意見です。あなたはどうですか?日本語で問われているのに日本語が通じない?!しかし、これは冗談ではなく現実に起きていることです。現代の中学生に限らず、昔から文章題を苦手と思っている子どもの多くは、日本語が理解できない傾向があります。では、どうすれば日本語を理解できるようになるのか。それは文章題の裏側を知れば簡単です。 例えば、【みかん10個とりんご8個購入したら880円でした】これがあなたの昨日の出来事だったのしましょう。これをあなたは式に変換することができますか? ⇒みかん1個の値段×10 + りんご1個の値段×8 = 880(円) ↑上の式のように数式を作ることができましたか?つまりね、中学の数学の勉強で文章題が出てくるけれど、元をたどればただの計算式なんですょ。普段何気なく買っているモノであっても、頭の中で数式を作るとどうなるのかな?と思うだけで、文章題を解くコツをつかめるし、同じ状況の問題が出れば、文章内容だってすんなり頭に入ってくるものです。何気なく過ごす日常に、ちょっとだけ違う考え方を入れるだけで、文章題を解くコツを見つけることができます。 他にも、ジュースの濃さ や 車の速さと学校までの距離から、かかる時間を逆算することだって可能ですよね。 |
文章題も確かに重要なのですが、やはり数学は計算力がものをいいます。計算力がなければ折角文章題の数式が完成しても、式を解くことに時間をかけていては元も子もありません。では、どうやって計算力をつけていくのでしょうか。それは単純です。基礎計算力は日々の積み重ねですが、同じことを何度やっても成果は出てきません。学校配布の問題集はレベル別になっていることが多いです(A問題 B問題 C問題 のように)。A問題を3回繰り返し勉強したときに、3回目で90%以上の正答率だったら次にB問題にチャレンジします。このように段階的に自分の底辺(底力)をドンドン上げていくことにより、自分の力が成長していきます。九九を何度やっても、もう意味の無いことです。体に染み付いた計算は何度も繰り返し練習する必要はないのです。 |