中学美術の勉強法について
小学校ではテストが無かった美術ですが、中学生のテストでは美術や技術といった実技科目のテストもあります。テスト内容はそれほど難しくありませんが、確実に点数をとる勉強法があることをまだ知らない人が多いと思います。実技科目は主要5科目に比べればそれほど重要視されていない科目です。しかし、この実技科目で点数を取ることで、高校選択に大きな役割を持たせることになるとわかっていただけると思います。決して点数が悪くてもOK!などと言っていられない教科であることを認識してもらえると思います。ご興味のある方は下記の勉強を参考にされてみてください。 |
テスト対策と言えば主要5教科(国数英社理)ですよね。内申点も5教科が重要視されていることは周知の事実です。ですが、高校へ提出する内申書の中に実技科目(音楽・技術・美術・体育保健)が含まれていないなんてありえますか?必ず評価されているのです。もし、あなたが審査委員の立場だったら次のA君とB君どちらを採用しますか? A君・・・5教科の通知表はオール4 実技科目の通知表はオール3 B君・・・5教科の通知表はオール4 実技科目の通知表もオール4 当然のことですが、内申点を含め成績の良い子を高校側は取ろうとします(実際は課外活動なども評価対象になります)。つまり、主要5科目だけの成績が良いからといって他の教科をないがしろにしてもいいというわけではないのです。実技科目だからこそ狙い目!といえます。クラスの中で実技科目に真剣に対峙している生徒は少ないからこそ、成績を上げやすいと言えますし、テストで点数を取るということは、通知表を上げる一つの要因になります。 |
実技科目の中で唯一、絵をテスト中に描く教科です。とは言っても実際はデッサンくらいです。目の前にあるものや、自分の手、想像して描くもの様々です。経験上、自分の手を描いたテストがありました。美術のテストでは他に、画家の作品名の名前や、作品を見て画家の名前答える、色と色の混色で何色が出来るのか、文字の書体を答える(明朝体やゴシック体など)がほとんどです。 絵のデッサンですが、テスト対策としては、自宅で簡単にデッサンを実際にやってみることです。本番では50分しかありませんから、15分程度を目標に描く努力をしましょう。同じものを3回ずつ描くと、リズムがつかめます。 また、作品名や画家名などは単語カードの要領で、絵を見て画家名 or 画家名を見て作品名が反復で言えるようにしましょう。この記憶はすぐに忘れてしまうので、テスト3〜5日前くらいから始めると効果的です。 デッサンの採点は20点〜40点です。逆を言えば、書き取り問題で全問正解すれば、60〜80点は取れるということです。 デッサンは下手でもいいから必ず絵を描くことです。何かを書かなければそれは必ず「0点」になるのですから。 |